JEPNリユニオン:新入生と卒業生のスピーチ
- JEPN staff
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<新入生>
シリア出身・ラーマさん

この奨学金をいただくことに感謝をお伝えしたいと思います。私のことを信じて選んでくれて、本当にありがとうございます。
では今日はこの奨学金を得るための努力について話したいと思います。この奨学金をもらうために、もちろん 多くの努力が必要だと思います。努力を続けることができたのは、私の目標は最初から明確だったからです。目標が明確にあれば何にでも頑張ることができました。明確にするためにも、分からないことがあるときは、質問をすることが大切だと思います。私の場合も、パスウェイズ・ジャパンと先輩方がいて、分からないことがあればいつでも相談できました。彼らの経験を参考にしながら、できる道を見つけることができました。
大学では、心理学を勉強する予定です。また言語と言語学にも興味があるので、その2つの勉強を学びます。組み合わせることで、人の心と言葉の関係についてもっと深く理解できると思いますから、この2つの専攻を勉強したいと思っています。後、私は、昔から人を理解することが好きでしたから、感じだけではなく、もっと言葉で説明できるようになりたいと思います。
最後に強調したいことは、本当にパスウェイズ・ジャパンのお陰で、私はやりたいことをやるために、色々なたくさんのきっかけをもらえることができました。心から感謝します。これで以上です。ありがとうございました。
*国際基督教大学に入学後、教育パスウェイズのプログラムを実施している国際基督教大学財団(JICUF)のウェブサイトにラーマさんのインタビューが掲載されました。
ウクライナ出身・カテリーナさん

私はカテリーナと申します。ロシアによる全面侵攻のために、2022年8月に日本の佐賀に避難しました。佐賀では2023年10月から2025年3月まで日本語学校で勉強していました。佐賀ランゲージセンターで勉強していた間に、一生懸命日本語を学んで、日本語能力試験N3に受けました。残念ながら、12月の日本語能力試験にはN2まであと1点足りませんでしたが、こんなに高い点数が取れて嬉しかったです。一生懸命日本語を勉強したからこそ、わずか6か月で、私はこの結果を達成しました。
今の世界情勢が不安定なので、ウクライナに戻るのは恐ろしく感じています。したがって、日本に残って、進学しようと思いました。しかし、私にとって日本教育はとても高いので、難民支援プログラムを探しました。2022年に来日した友達からJapan Education パスウェイズ・ジャパンのことを知りました。N3に合格したので、Japan Educational Pathwaysに参加できました。教育のために、Japan Educational Pathwaysがとてもいい機会だと思って、JEPのプログラムに申し込みました。
私はまだもう1年間早稲田大学日本語教育研究センターで日本語を勉強します。日本語の勉強の後で、早稲田大学の基幹理工学部に入学して、航空宇宙学科を勉強したいです。しかし、勉強したい専門/学科が日本語しか教えられませんから、一生懸命日本語や留学試験の準備をして頑張ります。
大学を卒業したら、日本かウクライナで飛行機やドローンを開発する会社で働きたいです。グローバル化のおかげで、旅行する人の数が増えて、社会の持続可能な発展と平和を確保するために、より多くの国々が互いに協力し始めています。したがって、私は航空宇宙企業で働くことで、航空宇宙技術と社会全体の発展に貢献したいと考えています。
どうぞよろしくお願いいたします。
<卒業生>
ウクライナ出身・ダリナさん

みなさん、こんにちは!私にとっては、今回で3回目のパスウェイズ・ジャパンのリユニオンです。来週、慶応大学を卒業することをお知らせできてうれしく思います。この機会と、私の旅を通しての継続的なサポートをくれたパスウェイズ・ジャパンに感謝します。
この2年半は、浮き沈みの多い大変な時期でしたが、友人、教授、そしてその過程で出会ったすべての日本人のおかげで、好きな分野である国際関係を学ぶ機会を得ることができました。また、日本を旅行して探索し、ボランティアやインターンシップなど、できる限り多くの活動をする機会もありました。
私の修士論文は、ヨーロッパと北東アジアのstrategic コミュニケーションに関するもので、これは将来、日本とウクライナの架け橋になりたいという私の目標を反映しています。願わくば、私の将来の仕事がこれらの願望に合致することを願っています。私は少なくとも2年間は日本に滞在し、ここでのキャリアパスの計画があります。しかし、それを台無しにしないように、後で共有したいと思います。今週、私も東京に引っ越しますので、皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
最後に、この2年半の間ウクライナ人をサポートしていただいたパスウェイズ・ジャパンと日本の皆さんに感謝したいと思います。これは本当に大きな意味があり、ここにいる皆さんもそう思ってくださると思います。ありがとうございます!
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